■はじめに
サービス開発1日目です。概要に関しては、【サービス開発】サービス開発に挑戦してみる - Swift実践ブログをご覧ください。
今回は、アイデアを考える観点について考えるべく、まず以下記事の「アイデアに気づく」「アイデアの検証」に関して要点をまとめていきます。
Startup Science 2018完全版 (2550 page) – Masa Tadokoro (田所 雅之) – Medium
■アイディアの見つけ方
(1)スタータップが失敗する理由
カスタマーが(潜在的に)欲しいものをつくっていないから。
(2)いいビジネスアイデアとは?
課題にフォーカスしているもの。ソリューションの質を高めるのはその後。
→課題設定のポイント
自分のこだわりや趣味で、他の人よりも詳しい領域は?
その領域で自分が課題に思っていることは?
※注意点
すでに誰かが解決している課題に取り組まないことが大事。
→ソリューション設定のポイント
世界にいるだれかが、自分の課題を解決するソリューションを
作ってくれるとしたらどんなものがいいか。
※注意点(多すぎるので一部省略)
少数特定の人に好かれるサービス > 多くの人にまあまあ好かれるサービス。
競合を意識しすぎていたり、差別化を意識しすぎていてはいけない。
あると便利な機能をやみくもに追加しない。
いきなりプロダクトデザインやユーザビリティの高さにこだわってはいけない。
(3)アイデアを形にする上で大切なこと
「一生懸命に取り組むより」も「正しい課題に取り組む」ことが正義。
カスタマーの課題の専門家になり、カスタマーに愛されるプロダクトを作るだけ。
なので、
・競争相手は少なければ少ない方がいい。
・最初はスケールしないことにフォーカスする。
・最初から多くの顧客を獲得して市場シェアを拡大を狙うGAMEは忘れる 。
■アイデアの検証
(1)成功に一番必要なことは?
タイミングが1番大事(なぜ今それをやるのか?)
→今から10年後の市場がどのように変化していくか想定し、
欠けているものをつくる。
(2)タイミングを測る指標
・市場環境変化の理解(政治・経済・社会・技術の動向の理解)
→規制の変更、条例の変更はあるか?
→3〜5年後に起こる技術革新は?
(3)市場環境変化を理解するには?
できるだけ多くの1次情報を集める。
(4)その他検証基準
・優秀で合理的な大手企業が狙えない場所はどこか?
・まだ誰も目をつけている人は少ないが潜在的に大きな市場はどこか?
■アイデアを元にプランを検討
リーンキャンバスを書く。
一番最初に書いたリーンキャンバスは継続的に見直していく。
タイムアウトになる前にピボットして機能するビジネスモデルを見つける。
ダメなパターン
自分が作りたいプロダクトを作り、自分の思い込みを正当化するための計測を行い、PMFを達成する前にburnoutする
↕︎
良いパターン
カスタマー課題の仮説を立て、直接カスタマーと話してカスタマー課題について学び、プロダクトをリリースし続け、ピボットしてburnoutする前にPMFを達成すること
■おわりに
参考記事のスライドが多く、内容整理するためにまとめました。まとめるのが目的ではないものの、必要以上に時間かけてしまったあたり反省。もっとよくできますね。次回は本記事内容の実践です。
■関連リンク
・Startup Science 2018完全版 (2550 page) – Masa Tadokoro (田所 雅之) – Medium