【fastlane】TestFlightにアプリをアップロードする

はじめに

TestFlightにIPAファイルをアップロードする方法に関して記載します。

環境

・macOS Catalina 10.15.7

・Xcode 12.2

・CocoaPods 1.10.0

・zsh 5.7.1

・bundler 2.1.4

・fastlane 2.170.0

・Visual Studio Code 1.51.1

・GitHub

本題

Fastfileのレーンに以下を追加。

upload_to_testflight

※指定できるパラメータに関しては以下を参照。

upload_to_testflight - fastlane docs

以下のコマンドを実行すると、IPAファイルがTestFlightにアップロードされる。

※レーン名が"beta"の場合。

bundle exec fastlane beta

以下はbetaレーンの一例。

  lane :beta do
    sync_code_signing(type: "adhoc") 
    increment_version_number
    increment_build_number
    build_app(
      workspace: "FastlaneTest.xcworkspace",
      scheme: "FastlaneTest",
      configuration: "Staging",
      silent: true,
      clean: true
    )
    upload_to_testflight
  end

※各ステップの意味

・"sync_code_signing(type: "adhoc")"は、配布用の証明書を指定している。

・"increment_version_number"は、アプリのバージョンをあげる。

・"increment_build_number"は、ビルド番号を上げる。

・ "build_app"に関して

　→"workspace: "FastlaneTest.xcworkspace""は、xcworkspaceファイルをビルドするよう指定している。

　→"configuration: "Staging""はアプリのBuild Configurationを指定している。

　→"silent: true"はビルド中に不要な情報を非表示にすることを示している。

　→"clean: true"はビルドする前に"Clean Build Folder"を実行することを示している。

おわりに

Fastfileに定義した各レーンの改善もまだまだできそうなのですが、そろそろBitriseと組み合わせて動かすことに挑戦してみたいと思います・・・！

参考

・Beta Deployment - fastlane docs

・build_app - fastlane docs

・upload_to_testflight - fastlane docs