Swift・iOS

Swiftを中心に学んだことを記録に残すブログです。技術に関係ない記事もたまに書いています。

ロジクール ウェブカメラ C920n レビュー 結局買いなのか問題

 

はじめに 

オンラインでのMTG用に、以下ロジクールのウェブカメラを購入しました。

ロジクール ウェブカメラ C920n ブラック フルHD 1080P ウェブカム ストリーミング 自動フォーカス ステレオマイク 国内正規品 2年間メーカー保証 ブラック

 

Amazonのレビューでは、カメラの品質に関して高評価派(コスパ最高!買い!)と低評価派(全く使い物にならん!ふざけるな!)の意見が両方あるので、結局買いなのかどうかわかりませんでした。結局勢いで買ってみたのですが、「オンラインMTG用であれば、ちょうどいいウェブカメラでおすすめできる」という感想でした。

 

2019年4月発売の商品なので今更感がありますが、Amazonのレビューでは見当たらなかった感想もいくつかあったので私もレビューを書いてみます。

Macで使用したレビューです。

f:id:hfoasi8fje3:20210101111416j:plain

 

良いところ

意外と安っぽくない

購入前は正直、商品画像を見て「安っぽいな・・・。」と感じていましたが、実物を見ると意外と安っぽさは感じませんでした。恐らく、正面のガラスの面積の大きさと、ロゴやガラス、カメラ部分によって生まれる立体感、あとは持った時の「若干の重さ」によるものだと思います。安っぽいカメラがディスプレイに乗っているように感じないのは良かったです。

 

ただし、見た目に関して意見が別れそうだと思ったのは、オーディオ(マイク)部分の絆創膏のようなデザインです。個人的には慣れたので問題ありませんでしたが、許せない場合はlogicool ロジクール BRIO (ブリオ) RightLight 3 採用 4K Ultra HDウェブカメラ C1000eRのような、見た目も性能も良いモデルの購入を検討した方がよいかもしれません。

 

画像を調整できる

Logicool Captureというソフトによって、画像の明るさ、色味などを手動で調整することができるので、デフォルトの設定が気に入らなくても問題ありません。

Macにもベータ版があります。

www.logicool.co.jp

f:id:hfoasi8fje3:20210101111803p:plain

自分好みに画像を調整できる

 

揺れてもズレにくい

購入前は設置イメージの画像を見て、不安定ですぐに落ちたりしないか若干不安でした。しかし、設置面がラバー素材になっていることや、設置面が上下に可動することによって、ディスプレイにしっかり設置できます。そのため、多少の揺れであれば設置位置がズレることはほとんどありません。

f:id:hfoasi8fje3:20210101111713j:plain

設置面がラバー素材になっている

f:id:hfoasi8fje3:20210101114313j:plain

ディスプレイとカメラの足の間に隙間ができないので安定する

 

カメラの上下の向きを調節できる

購入前、カメラの上下の向きがどのくらい調節できるのかスペックの数字を見ただけではイメージしきれなかったのですが、下の画像のようになりました。下方向の方が調節幅が大きいですね。オンラインMTG用であれば、上下どちらとも必要十分な可動範囲だと思いました。

f:id:hfoasi8fje3:20210101112038j:plain

上方向の限界

f:id:hfoasi8fje3:20210101112106j:plain

下方向の限界


価格

ここが一番良い点かもしれませんが、6,989円という価格(2021年1月1日時点のAmazonでの価格)は、初めてウェブカメラを購入するには検討しやすいのではないでしょうか。上位機種と比較すると4Kでの撮影非対応、30fpsが上限という制約はありますが、1080pで30fpsあればオンラインMTGには十分かと思います。 

 

悪いところ

説明書がクイックすぎる

付属のクイックスタートガイド(説明書)ですが、あまりにもクイックです。IKEAの説明書より攻めているまであります。なんとなく使い方はわかるので致命的ではありませんが・・・。

※ちょっとにっこりしたポイント

Logicool CaptureはMacにベータ版があるのですが、クイックスタートガイドを見るだけでは気付きません。ググる姿勢が問われます。

Logicool Captureの説明書にあたるものは見当たりませんでした。

・クイックじゃない(丁寧な)説明書は付属していません。

f:id:hfoasi8fje3:20210101113546j:plain

無駄のないシンプルで美しい説明書。というか説明紙。

 

ホワイトバランスのオートがひどい

自然光が入っている部屋でも、Logicool Captureをダウンロードしていない状態で使用したり、Logicool Captureでホワイトバランスをオートにしたりすると、なぜかノイズだらけの暗い映像になります。 手動でホワイトバランスを調整すれば問題ないのですが、カメラをUSBに指したらすぐに使えるような手軽さがあれば嬉しかったです。

 

カメラを再接続後、Logicool Captureがカメラを認識しない(Mac版で確認)

カメラをPCから外して、再度接続すると以下の画像のようになりLogicool Captureでカメラの設定ができなくなります。説明通り他のアプリを停止してLogicool Captureを再起動しても効果なし。Logicool Captureを再インストールしても意味なし。なぜ?

f:id:hfoasi8fje3:20210101113617p:plain

ソースでカメラは認識できているのに利用できないとは・・・?

結局、左上の「ソース」を選択し、同じ名称のカメラを選択し直すとエラーが解消されました。Mac版はベータとはいえ、なかなか気付けない不具合は辛いです・・・。一度エラーの解消方法がわかれば大丈夫なので許容範囲ではありますが・・・。

 

結論

オンラインMTG用のウェブカメラとしては性能は十分なので、高性能を求めない方、「悪いところ」欄に記載した内容が気にならない方は買いだと思います。

ただし、PC側のスペックや通信環境、Zoomなどのオンライン会議ツールの制約によって、カメラの性能が制限されてしまう場合があるので、事前に確認してから購入を検討するとよいと思います。