■はじめに
継続的デリバリーを実現するfastlaneに関して調べてみました。
■そもそも継続的デリバリーとは
継続的デリバリーは、継続的インテグレーションを拡張したもので、すべてのコード変更が、ビルド段階の後にテスト環境または運用環境 (あるいはその両方) にデプロイされます。メリットとしては、リリースプロセスの自動化による配信の効率の上がることや、バグの早期発見、迅速な配信等を実現します。
※参考:継続的デリバリーとは?– アマゾン ウェブ サービス
■fastlaneとは
「fastlaneは、iOSとAndroidの開発者がスクリーンショットの生成、プロビジョニングプロファイルの処理、アプリケーションの解放などの面倒な作業を自動化するためのツールです。」
■どんなことができる?
スクリーンショット、メタデータ、アプリをApp Storeにアップロードできたり、プロビジョニングプロファイルの生成/更新/修復、証明書の作成と管理、iOSアプリ/Macアプリのテストを実行できます。証明書周りの管理をしてくれるのは助かりますね。
※参考:fastlaneの簡単な紹介と使用例 - Septeni Engineer's Blog
■おわりに
継続的インテグレーションのサービスである「Bitrise」と継続的デリバリーのサービスである「fastlane」を組み合わせて試してみようと思います。
ちなみに、「fastlane.ci」は、fastlaneとの統合に強みがあることはもちろん、モバイル向けの最適なCIを目指しているとのことなので、早く正式版を触ってみたいと思いました!
※参考:GitHub - fastlane/ci: Open source, self hosted, mobile optimized CI powered by fastlane
※2020/11/18追記
fastlaneの導入方法に関してまとめた記事を追加しました。
※2020/11/20追記
テストの実行とSlackへの投稿方法に関して記事にしました。
■関連リンク
・fastlaneの簡単な紹介と使用例 - Septeni Engineer's Blog
・GitHub - fastlane/ci: Open source, self hosted, mobile optimized CI powered by fastlane